8/18(日) 18:32 さえきしの(ふたまん+)
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背筋の凍るような怖い物語が生み出され、読者たちを恐怖のどん底に突き落としてきたホラー漫画の世界。
少女漫画では、曽祢まさこ氏や犬木加奈子氏といったホラーものが得意なベテラン漫画家の作品が有名だが、実は現在では別のジャンルで代表作を持つ人気漫画家の中にも、かつて短編でホラーを描いていた作家たちがいる。今回は、その中から“初期の作品”をいくつか振り返っていきたい。
■『ガラスの仮面』美内すずえによる王道ホラー
1975年から現在まで連載を続ける『ガラスの仮面』の作者である美内すずえ氏は、実はいくつかの短編作品を発表しているホラー作家としての顔も持つ。ゴシックホラーからオカルトホラーまで”恐怖”のジャンルが幅広く、絵柄が美しいことも相まって一つ一つの描写が恐ろしいのだ。
特に評判を集めたのが、1975年に『月刊mimi』で発表された『白い影法師』だろう。この物語は、美内氏の短編作品の中でもオカルト色が強い王道ホラー。「地縛霊×こっくりさん」という、ホラー好きにはたまらない要素が目白押しの作品だ。
主人公は、私立藤園女子高校に転入した長谷部涼子。彼女の通う教室では、なぜか窓側の4列目の席が空席のままになっていた。理由を知らない涼子はその席に座り、謎の体調不良や心霊現象に脅かされるようになる。クラスメイトとこっくりさんを試すと、小森小夜子と名乗る霊が現れた。調べると、彼女はこの教室に通っていた生徒だった。(※中略)
■るーみっくわーるど炸裂のホラー漫画
1978年のデビュー以来、数々の名作漫画を生み出してきた高橋留美子氏。ドタバタコメディのイメージが強いが、実はわずかながらシリアスなホラーやSF作品を発表しているのもファンには知られたところだ。高橋氏の描くシリアスものは短編ながらかなり中身が濃い、名作ばかりだ。
心霊的な怖さよりもヒトコワの要素があり、怖さと切なさが入り乱れる。中でも、1983年に『週刊少年サンデー立春増刊号』で発表された『笑う標的』はインパクトが強い。
同作の主人公は、志賀家分家の息子・志賀譲。東京の高校で弓道部部長として活躍しながら里美という彼女にも恵まれ、幸せな生活を送る彼の元に、6歳のときに親が決めた許嫁・梓が現れる。
彼女は志賀家本家の一人娘で、子どもの頃から一途に譲を想う、ちょっと重めの愛を持つ美人だった。親の死を機に上京した梓は譲にまとわりつき、彼を自分のものにするため恐ろしい力で邪魔な里美を追い詰めていく。(※中略)
■魔夜峰央のデビュー初期のホラー短編
最後は1973年のデビューからしばらくの間は、『月刊ララ』や『花とゆめ』の読み切りや短編でミステリーやホラー作品を発表していた『パタリロ!』の魔夜峰央氏。
魔夜氏の作品には、妖怪から宇宙人、悪魔に至るまで多種多様な怪異が登場する。さらに絵や構成も上手いのでおどろおどろしい雰囲気ばかりでもなく、ホラーが苦手な人も比較的読みやすい作品が多い。
たとえば、1978年に発表された『怪奇生花店』はちょっと不思議でほんのり怖い印象的な作品である。物語の舞台は女性と見間違えるほど美形な男性店主・ミロールが営む小さな生花店。ここには、他にはない美しく珍しい花が揃っていた。
大きな生花店の息子・シフは、金儲けのために彼が作り出す珍しい花々の育成方法がどうしても知りたかった。そこで、買収したトラックを生花店に突っ込ませ、ミロールを助けて恩を売り、花の秘密を教えてもらうという作戦を思いつく。
だが、タレコミで作戦を知ったミロールに捉えられてしまう。縛られた状態で目を覚ましたシフが見たものは、動物の死体から生える美しい花々。そう、ミロールの珍しい花は死体を養分にしていたのである。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
子供心に地下鉄がトラウマになった
まだ取ってあるわ 絵がきれいで傑作だと思う
あとはパタリロにすり替わった宇宙人の話とかかなぁ
わたなべまさこはなんでも怖い
後、曽祢まさこのジェニーの微笑もめっちゃ怖かった
頼むぞ
妖怪おしゃれこうべ
どっちでもいいから知ってる奴おる?
原作より救いのないラストが強烈。