『岸辺露伴は動かない』は、荒木飛呂彦氏の大ヒット漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ第4部のスピンオフ作品。人間を「本」にしてその秘密を知り、指示を書き込んで操ることなどもできる「ヘブンズ・ドアー」という特殊能力を持つ売れっ子漫画家・岸辺露伴を主人公にしたもので、実写ドラマ版はNHK総合で2020年から放送された。
ドラマ版は高橋が岸辺露伴、飯豊は露伴の担当編集者・泉京香を演じ、2人は今作での共演をきっかけに仲を深めたとされ、今回の結婚はネット上で「ジョジョ婚」と騒がれている。
ドラマは相性ぴったりな2人の軽妙なやり取りや、原作の雰囲気をうまく再現したキャスティング、丁寧な演出などで好評を博し、2021年、2022年の年末にも新作を放送。昨年5月に公開された劇場版『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、興行収入約12.5億円のヒットとなった。
今月10日には「映像化不可能」といわれていた人気エピソード「密漁海岸」を実写化した第9話がNHK総合で放送され、これも大きな話題となった。
高橋と飯豊の結婚については、ネット上で「岸辺露伴めっちゃ動いて結婚した!」「好きなドラマだから我がことのようにうれしい!」「ドラマで息ぴったりだったから結婚は納得」などといったコメントが飛び交い、祝福ムード一色となっている。
しかし、その一方でドラマの今後を懸念する声もある。芸能界では、俳優同士が結婚すると互いのパブリックイメージの問題から共演することがなくなり、ツーショットですらあまり見せなくなるという慣例があるのだ。
今回のようにドラマや映画での共演から結婚につながったカップルは、星野源&新垣結衣、堺雅人&菅野美穂、三浦翔平&桐谷美玲など多くいるが、いずれも結婚後は共演しなくなった。4月に放送されたフジテレビ系単発ドラマ『GTOリバイバル』では、反町隆史と松嶋菜々子の夫婦共演が実現したが、これは特別なケースである上に再共演までに26年という歳月を要している。
基本的に夫婦共演はタブーとなると、メインキャスト同士が結婚した『岸辺露伴は動かない』は新作の制作が難しくなったように思える。実際、SNS上では「結婚はおめでたいけど、岸辺露伴の続編はもうないってこと?」「結婚でドラマ岸辺露伴の続編が出なくなったら複雑」「バンバン続編作って、結婚後は共演なくなる慣例を壊してほしいけど……」と危惧する声が上がっている。
確かに慣例どおりなら続編が望み薄となりそうだが、シリーズ継続の可能性は十分にあるようだ。事実、先述の「密漁海岸」のラストではイタリアを舞台にした次回作をにおわせるシーンがあった。続編がある場合については「飯豊が降板し、担当編集者役を別の女優が引き継ぐのでは」といった指摘があり、これが最も無難なシリーズ継続の方法といえそうだ。
一方で『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の公式SNSが「高橋一生さん飯豊まりえさん、ご結婚おめでとうございます!」と祝福コメントを出しているなど、業界内でも祝福ムードとなっていることから、一部では「そのままのキャストで続投するのでは」との見方も出ている。ファンからも「泉京香は、まりえちゃんじゃないと!」という声が多いようだ。
人気シリーズなのでNHKとしても継続したいはずだが、はたして業界の慣例を打ち破っての夫婦共演は実現するのだろうか。
この前のGTOで反町夫婦で出演してたけど
26年ぶりの共演って書いてあるが
他にもっと慣例にするべきことがあるでしょ
>>1読まずにレスする馬鹿
代えても問題ないだろ
アメドラにはよくある
密漁はギリギリ録画に残ってて助かった
宣伝のためにカップルのふりをされる方が腹立つわ
本人同士もやりにくい
土屋太鳳