「WEST.っておじさんの集まり」Number_iファンの“下げ”コメントに批判殺到、巻き起こったアイドル論
4月5日にNumber_iファンが投稿したある一文が、旧ジャニーズファンの間で賛否になっている。
《WESTと一緒に出演かぁ。ところで、WESTっておじさんの集まりなんですが、アイドルじゃないですよね。TOBEのNumber Iは、アイドルの域を超えて、今や立派なアーティスト》
アイドルは一般的に何歳まで?
『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の公式X(旧:Twitter)が、4月12日放送の出演者を発表。WEST.とNumber_iが一緒に出ることに対して、Number_iファンと思われるユーザーがこうリプライしたのだった。
この投稿に対して、
《おじさんだとポストする前にWESTメンバーの生年月日を調べた方が良かったのでは?》
《Number_i担ですがこのポストはめちゃくちゃ不快です。Westさんと関係の深い彼らが見たら悲しみます。みなさん素敵なアーティストで、アイドルです》
と、批判が殺到する事態に。WEST.の最年長である中間淳太は36歳ながら、最年少の小瀧望は27歳。Number_iの平野紫耀とは同じ歳で、現在28歳の岸優太は1つ上になるため、Number_iファンの“おじさん”認定コメントに批判が出て当然だろう。
博報堂生活総合研究所の長期時系列調査「生活定点」の2020年調査では、平均で43.24歳からが「おじさん」という結果が出ているが、男性は何歳までアイドルと扱われるのが一般的なのだろうか?
「『Myojo』などアイドル誌では、かつてはメンバー全員が30歳を過ぎたら卒業するという暗黙のルールが存在しました。しかし昨年、小瀧さんがまだ20代ながらほとんどのメンバーが30歳を過ぎたWEST.がアイドル誌から卒業したことで、ファンがザワつく事態に。加えて、今年4月に発売されたアイドル誌3誌からKing & PrinceとSnow Man、SixTONESの3組がグループでの掲載がなくなったことで、アイドルの定義がこれまで以上に曖昧になっています」(テレビ誌編集者)
一方、女性アイドルの場合は「25歳定年」説が長年囁かれていた。
「モーニング娘。らが所属する“ハロー!プロジェクト”では2010年代から、25歳までに卒業するメンバーが相次いだことで、“25歳定年説”が定着するように。そんな説はないと否定したJuice=Juiceの初代リーダー・宮崎由加さんの卒業ソングが『25歳永遠説』という説をもじったような曲名だったことで話題になりましたが、宮崎さんも25歳2か月で卒業しています」(アイドル誌ライター)
その後、Juice=Juiceの金澤朋子が26歳まで、モーニング娘。'23の譜久村聖が27歳までグループに在籍したほか、モーニング娘。'24の石田亜佑美は27歳、生田衣梨奈は26歳、小田さくらは25歳ながら、現段階で卒業の予定はない。
「メンバー全員が30代で結婚、出産も経験している新潟のご当地アイドル・Negiccoのようなケースもあります。柏木由紀さんは32歳までAKB48に在籍してアイドルであることに誇りを持っていましたし、女性アイドルに関しても25歳定年説のようなものはなくなりつつありますね。自分の“推し”を持ち上げるために他のアイドルを“おじさん、おばさん”と発言するのは“推し”にも迷惑がかかるので、SNSなどで発信するのは避けるべきでしょう」(同・アイドル誌ライター)
多様性が認められつつある現代では、「脱・アイドル」の境界線もなくなりつつあるだけに、本人たちがアイドルを名乗るうちは“おじさん・おばさん”などディスらない方が賢明かも?
アイドルは十代まで
「~じゃない?~っていうわけ?」
「返してよ。~を返してよ」
「昨日からずっと泣いてる」
ジャニ騒動の時に覚えたジャニオタ構文