異例の抜擢、水卜麻美アナが管理職昇進「人材流出防止」か、

日本テレビの水卜麻美アナウンサー（３７）が、６月１日付でアナウンス部の管理職に昇進することが１３日、分かった。

現在は主任だが、新たに導入される人事労務制度に伴い、チーフスペシャリストに就く。スペシャリスト職は「専門性の高いスキルを有し、会社の業績向上や経営目標達成に貢献できる者」と規定。すでに管理職を務めている４０代、５０代の先輩アナ２人が就任するリードスペシャリストより一つ上の等級に抜てきされた。

関係者はサンケイスポーツの取材に「３０代での管理職昇進は期待の表れ」と分析する一方、元同局アナの藤井貴彦（５２）が４月からフリーに転身したことに触れ、「看板アナの一人だった藤井さんの独立は日テレにとって痛手だった」と説明。「結婚後、仕事と家庭を両立するためフリーに転身する女性アナは多く、水卜アナも昨年３月に俳優の中村倫也さんとの結婚を発表しており、可能性はゼロではない。人材の流出を防ぐべく、スキルを最大限評価して誠意を示したのでは」とみている。

また、同局の尾崎里紗アナ（３１）が６月末をもって退社し、故郷の福岡がある九州に拠点を移してフリーで活動することも判明。田邊研一郎アナ（４６）は６月１日付で日本テレビホールディングスに異動する。

日テレはサンケイスポーツの取材に「人事の詳細については、お答えしておりません」と回答している。

https://www.sanspo.com/article/20240513-S65PKP74HRHH3CSW3QBHKSBLNU/